~冷えが招く肌トラブルについて~

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RakumoスタッフKamadaです(o^-^o)

本日は「冷え」についてのお話です。

冬はもちろん、夏は冷房で冷えたり、季節を問わずに冷え性で悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

「冷え」は、肩こり・腰痛・便秘・不眠など、いろいろな不調を引き起こす、まさに“万病のもと”です。

そんな厄介な冷え性は、肌にも悪影響を及ぼしてしまいます。

そもそも冷え性とは?

体の隅々まで張り巡らされた血管は、細胞が必要としている栄養を届け、不要な老廃物を回収する重要な役割を担っています。

正常な状態だと、このやり取りがスムーズに行われているので、新陳代謝も正常に働きます。

しかし、体が冷えると血流が悪くなり、細胞が「栄養不足!」「老廃物が捨てられない!」という状態に陥ってしまいます。これが冷え性と呼ばれる症状で、体が冷えるだけではなく頭痛・生理不順・むくみなど、様々なトラブルを引き起こすのです。

特に女性は男性に比べて熱を作り出す筋肉量が少なく、温まりにくい性質を持つ皮下脂肪をたくさん抱えているため、冷え性になりやすいと言われています。

▼“冷えが肌に及ぼす影響

体が冷えると、皮膚は血液の流れを減らして熱が外へ逃げないように働きます。

冷えから体を守ってくれる反面、血流が減ることで皮膚に十分な栄養が行き届かなくなり、肌の育成に必要な養分が少なくなっていきます。

さらに、体温を逃がさないように全身の血管が縮むとリンパの流れも悪くなります。リンパの流れが悪くなると、代謝が悪くなり、ターンオーバーの機能が低下してしまいます。

そうすると体だけではなく、お肌にとっても様々なトラブルを引き起こします。

体が冷えてターンオーバーが乱れると、肌表面に古い角質が残ってしまい、充分な水分を貯め込むことが出来なくなくなります。

古い角質が溜まると、「くすみ」や「シミ」の原因になるだけでなく、「ニキビ」や「吹き出物」を発生させることがあります。

また、流れが滞った血液が毛細血管を広げて皮膚から透けるようになるため、「赤ら顔」になったり「くま」ができたりする場合もあります。

改善するにはまず知ること! 冷え性の原因とは?

・あなたはどのタイプ? 代表的な4つの冷え性と症状

一言で「冷え性」と言っても、実はさまざまなタイプがあります。

チェックリストを使って冷え性の主な4タイプをご紹介します。

以下のチェックリストに多く当てはまるほど、その冷え性タイプの可能性あり。

どのタイプに当てはまるか診断してみましょう!

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☑ 爪が割れやすい

☑ 肉や魚をあまり食べない

☑ 運動不足である

☑ 寝つきが悪い

☑ 食事制限など過度なダイエットを行なっている

末端冷えタイプ!!

末端冷えタイプは、体の中でも、手や足といった心臓から離れている場所が冷たいと感じるのが特徴。冷え性のなかでも初期段階にあり、自覚症状があるので比較的気付きやすいタイプです。チェック項目からも分かるように、主な原因となるのは不規則な生活や偏った食生活。体を温める食事を心掛け、軽い運動やながら運動といった、体を動かす習慣を身につけることが解決法に繋がります。

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☑手足は温かいが下腹部に手を当てると冷たい

☑夕方になると靴がキツくなる

☑ 夜中に2回以上トイレに行く

☑ 毎月激しい生理痛に襲われる

☑ 冷たい飲み物が大好きだ

☑ おしゃれのために冬でも薄着しがち

内臓冷えタイプ!!

内臓冷えタイプは、体の外側ではなく、胃腸や大腸を始めとした体の内部が冷えると感じるのが特徴。末端冷えが進行することで内臓冷えになりますが、体の内側が冷えているため自覚症状がないことが多いタイプです。ただし末端冷えが進行し、内臓冷えになるからといって末端の冷えがなくなるわけではありません。

運動不足や、冷えを悪化させる生活習慣が主な原因。腹巻や保温性のある靴下など“冷えとりアイテム”を活用し、お尻や太ももといった熱を産む大きな筋肉が集まる下半身を動かすスクワットなどの運動を習慣にするのがおすすめです!

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☑ 食欲があまりないことが多い

☑ 慢性的な首コリ・肩コリに悩んでいる

☑ 朝、ベッドから出るまでに時間がかかる

☑ 少しの階段でも昇ると息切れが起きる

☑ 平熱が36度以下である

☑ 夏でもあまり汗をかかない

全身冷えタイプ!!

全身冷えタイプは、体の一部分というよりも、体全体が冷えると感じるのが特徴。冷え性のなかでも最も重症なタイプです。健康や美容面において、目に見える不調が現れるので早急な改善が必要になります。このタイプは慢性的な運動不足や、不規則な食生活の継続などが積み重なることが原因で冷えている可能性大。筋肉の元となるタンパク質をしっかり摂り、歩く時間を増やしたり階段を使ったりして、積極的に体を動かすようにしてみてください。

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☑ 肌荒れや目の下のクマが目立つ

☑ イライラしたり不安になりやすい

☑ 喉が乾きがちで水分補給が欠かせない

☑ 便秘がちである

☑ 寝る直前までテレビやスマホを観ている

☑ 40歳以上である

ほてり冷えタイプ!!

ほてり冷えタイプは、手足は冷たいのに首から上は火照るのが特徴。上記の3タイプとは異なり、更年期障害や自律神経の乱れといった加齢によるホルモンバランスの乱れやストレスが原因の場合が多いです。体と心の疲れがダイレクトに来る冷え性タイプなので、自分なりのストレス解消法を見つけ、リラックスできる時間を意識的に作るようにしましょう。

▼冷え性対策で、お肌も健康に
それでは、冷えによる体の不調やお肌のトラブルを防ぐためにはどうすればいいでしょうか?
日常生活で一番手軽に取り入れられるのは、体全体をしっかりと温めることができる「入浴」です。
「熱いお湯に浸かれば、冷え性も解消するのでは?」と、お思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、熱いお湯に浸かると自律神経のバランスが崩れてしまい、逆に冷え性を悪化させる場合があります。
もちろん、シャワーだけで手軽にすませるのも、体の芯まで温めることができないのでNGです。
冷え性の対策としては、「熱すぎるお湯」でも、「手軽なシャワー」でもなく、「38~40度くらいのぬるま湯で、じっくりと温まること」がオススメです。
ゆっくりお湯に浸かり、体を芯から温めてあげてください。

また、入浴後の簡単な運動も冷え性に効果的です。血の流れが悪くなることから冷えが生じるので、筋肉を動かすことで血流が良くなり、冷え性が改善されます。
お風呂上りや就寝前に軽くストレッチを行うだけでも血行は良くなります。特にふくらはぎは血液を心臓に送る大切な働きを行いますので、ふくらはぎの筋肉を動かすと血液の流れが良くなります。
そして、「食」も冷え性対策にはとても重要です。
加工食品やアルコール類、夏に採れる野菜などは体を冷やすと言われています。反対に、寒い地方や冬に採れる「生姜・にんにく・ねぎ」などの野菜は、体を温めるものが多いと言われていますので、積極的に取り入れてみましょう。

まとめ

冷え性は、日々の生活習慣をほんの少し変えていくだけでも改善されます。冷え性が改善されるとお肌の調子も良くなるので、できるところから日々の生活を見直してみましょう。

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