最近涼しい日が増えて、秋を感じる気候になってきましたね!
過ごしやすい季節ですが、お肌にとって秋は乾燥しやすく、肌トラブルを起こしやすい時期です。
本日は季節の変わり目に起こる肌トラブルの原因や、その防ぎ方をご紹介致します。
┃秋のお肌はとても乾燥しやすい
夏の間に浴びた紫外線の影響で、肌のターンオーバーが乱れやすく、メラニンを含んだ古い角質がたまって角質が厚くなります。すると、肌内部の水分保持力も衰え、肌が水分不足の状態になりやすくなります。
また、気温や湿度の変化も、肌の乾燥を加速する原因になります。
夏から秋にかけての気温や湿度の変化により、肌が揺らぎやすくなります。肌の揺らぎによるバリア機能の低下は、肌の水分不足の原因にも。また、夏の間は乳液を省くなどスキンケアを疎かにする人が多く、そういったスキンケア不足のツケにより秋はインナードライになりやすい傾向があります。
┃肌が乾燥しているって具体的にどういう状態?
本来、健康的な肌の角質層には、16~20%の水分が含まれています。この角質層の水分が10%以下になると、乾燥している状態と言えます。この状態になると、肌のバリア機能が低下。水分を保持できなくなった角質から水分が蒸発し、紫外線や摩擦、さまざまな刺激物質から肌を守り切れない状態になってしまいます。

◎角質層
厚さ平均約0.02mmの皮膚の最外層。死んだ細胞である角層細胞が何層にも重なり合っている。
◎皮脂膜
汗と皮脂によってできている膜。天然のクリームとも呼ばれ、肌の潤いを守る役割がある。
◎細胞間脂質
角層細胞の間を埋める脂質のこと。脂質と水分子の層が交互に重なり合うラメラ構造を形成する。
◎天然保湿因子(NMF)
皮膚に備わっている保湿成分の総称。
◎ケラチン
表皮細胞の骨格形成成分。角層細胞内にあるタンパク質の約8割を占める。
乾燥が起こる原因は、「保湿成分の生成力低下」と「バリア機能低下による水分の蒸発」です。
肌の水分は、角質層内の天然保湿因子(NMF)と細胞間脂質により保持され、皮膚の最も外側にある皮脂膜が水分の流出を防いでいます。
間違ったスキンケアや紫外線、季節による温度変化の影響などにより、角質層内の保湿成分が作られなくなると、肌に水分をたくわえる天然保湿因子と細胞間脂質が減少し、水分を保持できなくなってしまいます。
さらに皮脂膜も乱れて、肌のバリア機能も低下し、水分蒸発が加速。角質層の水分量が低下することにつながります。
乾燥は肌のバリア機能が低下している状態のため、肌の炎症にもつながります。すると、赤み、カサつき、ヒリつきなどのトラブルが起こることに。
また、乾燥は肌の老化を加速させるため、ニキビ、しみ、しわ、たるみなどの肌悩みまで引き起こしてしまうのです。
肌の乾燥が進行すると、アレルゲンなどの刺激物が肌に侵入しやすくなり、いわゆる敏感肌に移行してしまいます。
┃乾燥の予防法
・肌を擦らない、摩擦しない
肌を擦ったり、洗顔時に強く洗いすぎたりすると、肌が直接的にダメージを受けます。角質層が乱れ、水分保持機能が低下することに。肌には優しく触れることを心がけて。
・洗顔後は保湿スキンケアを
ヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸などの保湿成分が使われたスキンケアがおすすめ。乳液やクリームなどの油分のあるケアは省かず取り入れ、水分蒸発を防ぎましょう。
・しっかりUVケアをする
紫外線による肌ダメージは、肌表面の炎症、肌内部の保湿成分生成の低下を引き起こします。スキンケアの仕上げとして、室内で過ごす日でも日焼け止めを塗ること。
・バランスのよい食生活を
健康的な肌にとって、正常な生まれ変わりをサポートしてくれる栄養素も重要。肌細胞をつくる、たんぱく質や脂質をバランスよく取り入れましょう。
・肌代謝を上げる運動&入浴
適度な運動や入浴は、肌の代謝を良くして、ターンオーバーを促進してくれます。
・質の良い睡眠をとる
肌細胞の修復や再生に関係する成長ホルモンが分泌されるのは、深く眠っているノンレム睡眠のとき。寝ている時間の長さだけでなく、深く眠れる質の良い睡眠をとることが大切です。
肌トラブルだけでなく、季節の変わり目は体調も崩しやすいので、皆様お身体ご自愛下さい☆
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